保険適用の範囲

保険適用となるのは?

泌尿器科を利用したときに保険適用の範囲はどうなっているのか、気になる方も多いですよね。
これはその他の病院と同じく、まず治療すべき症状が何か出ており、その症状が保険適用の対象となる場合に保険が適用されます。
泌尿器で起こる異常や症状などの多くが保険適用となっていますから、基本的には何か症状があるときは保険証を忘れずに持っていくことで保険適用を受けられることが多いです。
保険証がないと保険適用が難しくなりますから、これは忘れずに持っていってください。

保険適用のよくある症状や病気

泌尿器科で診察や治療が行われる症状や病気のうち、よくあるものをいくつかご紹介します。
男性の場合、性病としての尿道炎は保険適用の範囲内です。
症状としては排尿時の痛み、違和感、尿道のかゆみ、不快感、膿などとなります。
これら症状が実際に出ている場合、保険適用で診察や検査、治療を受けられます。
男性のよくある症状でいうと尿管結石もあります。
石ができて尿道の中に入り込み、かなりの激痛がするという症状です。
救急車が呼ばれることもあるくらいの痛みとなり、これが起きたときには保険適用で治療を受けられます。

女性でよくある症状をご紹介すると、膀胱炎があります。
膀胱で炎症が起こる病気となり、排尿時の痛み、頻尿、残尿感、尿の混濁といった症状が出ます。
女性にはよくある症状となり、これを経験する女性も多いのですが、こちらも膀胱炎が疑われる症状がいくつか出ているなら保険適用の範囲内です。
このほか、女性も性病の症状が出ていればそれも保険適用で診察を受けられます。
たとえばクラミジアの場合、下腹部痛、排尿時や性行為での痛み、おりものの増加、不正出血などの症状が出ている場合、保険適用で診察や検査が受けられます。
このように泌尿器に関する症状が何か出ていれば保険適用の範囲内とあることが多いです。
気になるときは病院まで問い合わせるといいでしょう。

保険適用の範囲外となるのは

保険適用の範囲外となるのは、たとえば症状がない場合です。
その状態で病院を受診すると保険が適用されず、自費診療となることがあります。
たとえば性病など感染していても症状が出ない場合がよくあります。
それでも経緯から自分が感染している可能性が高いときなど、病院で検査を受けるのが推奨されますが、症状がないときは保険適用外となるのです。
さらに症状があっても保険適用外となる場合もあります。
男性の尿道炎の場合、マイコプラズマやウレアプラズマが疑われる場合、保険適用外となる場合があるのです。
泌尿器科での保険適用の範囲はこのようになっています。