泌尿器科の治療はどうなっている?
泌尿器科を利用したことがない方も多いでしょうから、ここでどんな治療が行われているのか、気になっている方も多いでしょう。
特に男性の方など、こちらを利用して非常に痛い検査や治療をされたなどの噂を聞き、不安な方が多いかもしれません。
こちらでどんな治療が行われるかは病気によって変わるものの、それ次第では内科と同じように主に飲み薬での治療となることもあります。
男性が泌尿器科を利用する機会というと、たとえば尿道炎になったときがありますね。
尿道炎とは尿道で起こる炎症のことで、男性は女性に比べて尿道が長いためにこのような炎症が起こることがあるのです。
原因は性病の場合もありますし、それとは関係ない雑菌が原因という場合もあるため、性行為などの経験がない男性でも尿道炎になることがあります。
これらの原因は総じて細菌となるため、治療方法は抗生物質の使用となります。
病気の種類によっては抗生物質を処方され、それを医師の指示通りに飲むという形になるのです。
これなどあまり痛い治療にはなりませんし、内科を利用したときと同じような治療になりますから、患者としては負担の軽い治療となるでしょう。
症状や病気によってはこのような飲み薬での治療となることもあり、必ずしも独特の治療が行われるとは限りません。
飲み薬以外の治療法はある?
症状によっては内科などではあまり受ける機会のない治療になる場合もあります。
尿路結石など、男性がなると尿道に石が動くことで激しい痛みを生じるなど、悩ましい症状となります。
そしてこれを治療するとき、飲み薬での治療もあるのですが、それだけでは効果が乏しいこともあり、石を砕くための治療を受ける必要が出てくる場合があるのです。
この治療がどうなるかというと、体の外から石を砕く方法と、体の中に内視鏡を入れ、それを使って砕く方法とがあります。
負担が少ないのは体の外から石を砕く方法になるのですが、石の大きさや位置によっては内視鏡の方がいい場合もあります。
内視鏡を使う場合、尿道にそれを入れられることになりますから、患者にとってはやや負担のある治療になります。
実際の治療方法はどうなる?
男性の泌尿器科での治療方法を一部ご紹介しましたが、実際にどのような方法となるかは症状などによるため、一概にはいえません。
ただ、なるべく負担の少ない方法を選んでもらえます。
いきなり尿道に内視鏡などを入れられるといったことは少ないですから、何か不調があれば泌尿器科を受診し、医師によく相談してください。